韓国語|ECC外語学院

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韓国語とハングル

学習経験のない庶民のために作られた学びやすい文字

韓国語(朝鮮語)は韓国・北朝鮮の公用語で、中国や旧ソ連の朝鮮族など世界で約7500万人が使用しており、在米・在日等外国で暮らす韓国人を含むとその数はさらに多くなります。 ハングルとは韓国語を表す表音文字のこと。日本語のひらがなやカタカナ同様文字の名前です。1万ウォン札の肖像画でもお馴染みの大王世宗によってつくられました。
15世紀半ばまで、韓国語は固有の文字を持たず、漢字が使われていました。しかし、この漢文を読み書きできるのは、両班(ヤンバン)と呼ばれる貴族階級など、学校に通える支配層だけ。庶民は書くことはもちろん、読む事もままならない時代でした。そんな中、李氏朝鮮第4代国王の世宗は一般庶民にも読み書きを普及させるため、保守派の反対を押し切ってハングルを創案。1446年、「民を教える正しい音」という意味の「訓民正音」として公布したのです。

ハングルを学習経験のない民衆に広めるためには、「いかにわかりやすいか」が鍵となったため、大王世宗の命を受けた高名な学者たちはハングル作成に研究に研究を重ねたといいます。そうして生まれたハングルは、読み書きのできない庶民層に受け入れられ、全国に広がっていきました。

それから600年近くたった現在でも、ハングルは当時の思想そのままに、科学的体系に基づいた、初習者にとってたいへん学びやすい文字として生き続けています。

韓国語の特徴

初習者でもすぐに読めるようになるハングル

韓国語は文法的には日本と同じで、主語→目的語→動詞の順になります。
ハングルは、10の母音と19の子音、11の複合母音を組み合わせてつくられた、文字通り“音を表している”表音文字。一見、暗号のように難しく見えますが、「誰にでも読み書きができるように」と考えられた文字だけあって、初習者でも仕組みさえ覚えればすぐに読めるようになります。

ハングルの仕組み

ハングルは子音と母音をローマ字のように組み合わせて使います。 組み合わせは母音が子音の右側にある場合と下にある場合があります。


ハングルには上記のような「子音+母音」の組み合わせに加えて「子音+母音+子音」の文字が多数存在します。この最後の子音のことを「パッチム」といいます。

たとえば


ちなみにECCではトライアルレッスン全9回のうち、5回目まででハングルをマスターできます。
ハングルをマスターできれば、意味はわからなくとも読めるようになるため、辞書も簡単にひけるように。このように、ハングルは初習者にとってたいへん学びやすい文字なのです。

世界から認められているハングル

書き表せる音の数がたいへん豊富だということもハングルの特長のひとつ。舌の動きや声帯など、音を出す仕組みを分析してつくられた言語なので、音を視覚的に表すことに優れています。
計30個の母音・子音の組み合わせによって表せる音の数は約1000個。他の言語がカバーできる音の数をはるかに上回ります。
このようハングルの利点が評価され、2009年にはインドネシアの文字を持たない少数民族が、彼らの文字を表記する公式文字としてハングルを採用しました。

韓国語の資格

ハングル」能力検定

「ハングル」能力検定は特定非営利活動法人ハングル能力検定協会が実施する韓国・朝鮮語の検定試験で、試験は1級から5級までの6ランクに分かれています。各級のレベルは以下の通り。

5級

初級前半の段階。60分授業を40時間受講した程度。

?韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階。ハングルの母音と子音を正確に区別でき、約450語の単語や限られた文型を用いて作られた文を、読んだり聞いたりすることができる。
・決まり文句としての挨拶や簡単な質問ができ、またそういった質問に答えることができる。
・自分自身や家族の名前、特徴や好き嫌いなどの私的な話題、日課や予定、食べ物などの身近なこと(事実)について伝え合うことができる。

4級 初級後半の段階。60分授業を80時間受講した程度。

  • ・比較的使用頻度の高い約950語の単語や文型を用いて作られた文を、読んだり聞いたりすることができる。
    ・決まり文句を用いて様々な場面で挨拶ができ、事実を伝え合うことができるだけでなく、レストランでの注文や簡単な買い物をする際の「定型化された」依頼や簡単な誘いなどを行うことができる。
    ・自分の力で辞書を引き、知らない語の意味をある程度把握することができる上、頻繁に用いられる単語の組み合わせ(連語)についても一定の知識を持ち合わせている。
・短い文を読み、何について述べられたものなのかをつかむことができ、メモ書きや領収書などの実用的な文や、切符や映画のチケットなどを見て必要な情報を得ることができる。
3級 中級前半の段階。60分授業を160時間受講した程度。

  • ・私的で身近な話題ばかりではなく、親しみのある社会的出来事についても話題にできる。事実について正確に伝えることができる上、初対面の相手やさほど親しくない相手に対して、依頼や誘いはもちろん、指示・命令、依頼や誘いの受諾や拒否、許可の授受など、様々な意図を大体で実現することができる。

  • ・決まり文句以外の表現を用いて挨拶を行うことができる。単語の範囲にとどまらず、連語など組合せとして用いられる表現や、使用頻度の高い慣用句、ことわざなども理解し、使用することが可能である。
・日記や手紙など比較的長い文やまとまりを持った文章を読んだり聞いたりして、その大意をつかむことができ、テクストの中で用いられる接続表現や指示語の意味を正確に解釈したり、それらを正しく用いることができる。
準2級 中級後半の段階。60分授業を240~300時間受講した程度。

  • ・頻繁に用いられる単語や文型については基本的にマスターしており、内容が比較的平易なものであれば、手紙やメール、日記などの長い文やまとまりを持った文章の意味を正確に理解でき、また日常生活で多く接する簡単な広告などについてもその情報を把握することができる。
    ・相手を意識した表現の選択、取り分け親しい相手に対して適切な表現を用いてコミュニケーションを図ることができる上、意図の実現において、例えば依頼をする場合には、「????, ?? ???, ?? ??????, ?? ?? ? ?????, ?? ??? ?????, ?? ???? ????, ?? ?? ? ???(*?) ????」のような表現を使えるなど、コミュニケーションの目的を実現するための様々な表現手段や方法を用いることができる。

  • ・出題範囲内のあらゆる単語や文型を、正書法(綴り)の規則に則って正しく書き表すことができる。
・数多くの慣用句に加えて、比較的容易なことわざなどについても理解し、使用することができる。
2級 上級の段階。

  • ・話題の抽象度を問わず、社会的常識の範囲内にある話題については基本的に理解でき、取り扱い説明書や契約書、請求書や見積書、広告やパンフレットなど実用的な文章、新聞記事などを読んで、その意味を具体的に把握することができる。
    単語や言い回し、イントネーションなどの選択に現れる、話し手の感情(ニュアンス)も大体理解することができる。
    ・年齢的、社会的に自分より上の対象に対して失礼のないように表現を選び、適切に意図を実現できる。また、出された料理についてクレームを言ったり、お金を貸してもらえるよう依頼したり、借りていたものを紛失したことについてお詫びを言うなど、用件的に複雑な内容についても適切に表現を選択し意図を実現することができる。
    ・公式な場面と非公式な場面の区別に即して適切な表現の選択が可能である。
    ・連語、慣用句はもちろん、ことわざや頻度の高い四字熟語についても理解し、使用できる。
・南北の言葉の違いなどもある程度理解することができる。
1級 超上級の段階。

  • ・一般社会での常識内の内容であれば、新聞の社説など内容的に高度なもの、抽象的な話題のものはもちろん、職業上の業務遂行に関連する話題などについても取り扱うことができる。
    ・相手ばかりではなく、場面や状況までを考慮した上で、的確に意図の実現ができ、報告書やエッセイなど、ほとんどのジャンルを考慮したスタイルの選択も可能である。
    ・要約や推論、論証や議論など、高度なレベルが要求される情報処理を、韓国・朝鮮語を用いて行うことができる。
・類推の力を働かせて、知らない単語の意味を大体把握できる上、南北の言葉の違いや頻度の高い方言なども理解することができる。連語や慣用句、四字熟語やことわざについても豊富な知識と運用力を持ち合わせており、豊かな表現が可能である。
各級共、筆記試験と聞取試験が行われ、1級~2級には書取試験(ディクテーション)が含まれます。
1級に歯1次試験と2次試験があり、1次試験合格者が2次試験に進むことができます。2次試験は、1人約15分の面接が行われます。

韓国語能力試験

韓国語能力試験は、韓国政府が認定する試験で、韓国語を母国語としない者を対象に、世界37カ国でほぼ一斉に実施されています。
目的は韓国語の効果的な学習方法の提示から成果の測定、あるいは韓国内の大学・企業・公共機関などへの留学・就業に際しての活用など。クラス別の合否判定は韓国政府(教育科学技術部)による公式認定となります。
2006年度から試験問題が、従来の1~6級の6種類より初級・中級・高級の3種類へと絞り込まれ、成績に応じて振り分けられるシステム(下図参照)に変更されました。

初級試験 1級 自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる。
2級 電話やお願い程度の日常生活に必要な言語や、郵便局、銀行などの公共機関での会話ができる。1,500~2,000語程度の語彙を用いた文章を理解でき、使用できる。
中級試験 3級 日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。
4級 ニュースや新聞をある程度理解でき、一般業務に必要な言語が使用可能。よく使われる慣用句や代表的な韓国文化に対する理解を基に社会・文化的な内容の文章を理解でき、使用可能。
高級試験 5級 専門分野においての研究や業務に必要な言語をある程度理解でき使用可能。
6級 政治・経済など全般的なテーマにおいて不便なく利用可能。ネイティブ程度までではないが自己表現に問題なく話す事が可能。

試験科目は「語彙・文法」、「書き取り(作文を含む)」、「聞き取り」、「読解」で、試験はすべて韓国語で行われます。
また、第16回からは実務韓国語能力試験も実施されています。

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